世間は大変

私は今の生き方に満足している。
何故なら全く自然な生き方を模索しているからだろう。
生産物を自然にというよりあるがままの姿で生産しているが、そこから得られるものは生産物の収穫以上に植物の成り立ちから学ぶ発見と知識、また気というエネルギーを頂いている気がする。
ケミカルが一切ない土や雑草と景観からも確実にエネルギーを貰っている。
植物の環境を良くしようとする事は、私の仕事場の環境を良くしている事でもある。
ハウス農業や植物生産工場からみればなんと効率の悪い生産方式に見えるだろうが、私が感じている良い循環と連鎖のエネルギーを得る事は先ほどの農業形態では得られる事はない。
農業は生産物を得るためだけではなく、自然環境の一部であることを忘れてはいけない。
日本では国土面積の12.5%が耕地、世界では40%以上がそうである国も多々あり全世界では11.61%が耕地だ。
ようするにそれらが自然環境を忘れ、生産性の効率だけ求めたら公害になるという事。
自然環境だけでなく、人間の健康や、恐ろしい組み替え遺伝子の氾濫など。
効率だけを求めてはいけない。
私は常々そう考えるようになってきた。

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