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小麦播種

南部小麦とカムット小麦の播種を昨日行う。 昨年の実験では通常10月終わりから11月にかけて行う播種よりも9月後半に播種したものがよく育ち、梅雨前に収穫できて品質が良かったからだ。  九州では小麦は育たないというがそれは田での二毛作が原因で稲刈りが終わってからの播種となり、早くて10月半ばから11月にかけてとなっているからではないだろうか。 気温的にはその頃が適正だが、収穫期は梅雨にあたるので栽培法としては適正ではないと考えている。 さて2年目となる9月播種の小麦は来年もまたよく実るだろうか。  

迎合主義の台頭

自らの考えがなく他人と合わせて行動する。 その様な行動を最近では集団行動での協調性だと勘違いする人が増えてきた。 問題は基本的な考えがないので間違った方向に走る事が多い。 これは ポピュリズム などの政治思想だけの世界ではなく、一般人の生活の中にこそ深く浸透している。特に田舎の観念様式はまさにその考えだ。 さてこれを稲作に置き換えると田植えの早植がそうだ 。 農家に考えはなくあの人がもう苗の準備をしているから私もするという反応が連鎖して今では多くの農家が以前より一月以上早く田植えをしている。 温暖化で本来なら遅くするべきだがその様な事は考えていない。 結果どうなるかと言うと品質が悪い2等米が増える。 挙句には品種がもう古いからヒノヒカリは良くないという思考に走るようだ。   先人の知恵から生まれた「青稲褒めるばかり」という言葉さえ風化した。  しかし現代でこの言葉を皆に伝えても聞く耳はないだろう。 品質の提供や利益を得る事よりも他人と合わせて生きる方が差しさわりが無いのだろうか。 気候に適正でないため指定回数以上の農薬を多用する結果になり経費がかさみ労働が増え安全性の疑われる品質の米を生産する事になる。 迎合主義とはそのような結果しか生まない。

美味しすぎるしば漬け

京都大原出身の女性から教わったしば漬けは2ヶ月目を迎え最高に美味しくなりました。 一月目よりも酸っぱさが増した。新漬けでは一番美味しい頃でしょうね。 ネットでは1週間とか2週間とかで食べてる様だけど、いえいえ2ヶ月目からですよ。 この美味しさをそのまま保つには冷凍です。 乳酸菌は冷凍しても死なず、また梅雨の季節に解凍して食べると食欲が増すとの事。  今日は豚コマで唐揚げ作ったけど、締めはしば漬けと熊本特産こるまめがなんとも旨い。

青稲褒めるばかり

昔の人は言った。 早植えして苗が育ち夏にはどこよりも青い稲が勢いよく繁っている。しかし収穫期には出来の悪い米ばかり。 青稲褒めるばかり。 そんな事してもなにんならんたい。 稲を見ている時に近くの老人から教わった。

米と麦

栽培品目を2種とする。   米の無農薬、無施肥栽培の基本は確立した。あとは独自の多品種混合栽培の為の種の選定に取り組む。 法人化した農園は圃場拡大や人の育成が今後の仕事。 作業効率の為の圃場環境作り、大手の卸先などが課題。   麦の無農薬、無施肥栽培もおおよそ基本はできた。播種月の決定が課題。パスタやうどん麺などの製品化で収益を確保する。

かぼちゃの顔は見たくない

かぼちゃはね食べるのも好きじゃないのが災いするのか、うまく出来ませんね、私には。 かぼちゃ栽培から撤退!

収穫の秋

今日から来月半ばまでかぼちゃや米の収穫が始まる。 田んぼは台風後の手直しが終わり水を入れる事ができた。さほど被害は大きくない様だ。 皆んなとの収穫祭が喜べるよう頑張ろうか。  

ECMWF 9/19日月曜12時 定時予測記録

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 9/15    9/16 9/17 9/18 9/19   18日の深夜に風速35mを超えて過ぎ去った台風はこの地区でも稲が倒伏した。

日曜日の台風

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相変わらず気象庁は予測さえ出していないが日曜日に九州に影響のある台風が来る。 また田んぼの土が緩んでいるので金曜日まで乾かす。 中干しは風対策には必須だな。来年はトノサマガエルの成体への変態に影響がないどこかで徹底的にする事が大事だ。   トノサマガエル生活サイクル  https://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/Bio/amphi/index420.htm  

かぼちゃは赤字

かぼちゃの収入は赤字に近い。収支より同じ時間をかけるなら稲作の面積を増やしたほうがいいと結論。来年は米と麦の加工品へシフト。

連日甲佐へ

甲佐の山手は深刻な水不足。乾き切った田んぼも見受けられる。 水利を工夫したりポンプを動かしてどうにか水を確保しているが、今週でも雨が降らないなら川から水がなくなるだろう。この地域ではかつて水争いが頻繁にあったという。他人の田んぼの水利に大きな石を投げ込んだり、田んぼの水口に草を入れて水を止めたりと日常茶飯事に今でもある。信じられない事だが水のない地域では良くあることの様だ。その様なことに対処する術はない。聞く耳もないからだ。太刀の悪い動物の仕業と思うしかない。   さて稲とは驚く植物だ。 干上がって乾燥した田んぼの稲は枯れるかと思えばそうでもない。 葉が丸まっても生きている。 わずかな雨でも穂をつけ実がなる。 このような状況は私の住む地では見れないので興味深く観察する。

無農薬のかぼちゃ収穫始め

夏播きかぼちゃで無農薬栽培が可能となった。 放任栽培にして様子を見ていた。うどんこ病も多少発生したが元気なのでそのままにしていたが良いサイズのかぼちゃが出来たので収穫を始める。放任栽培だと収穫時期がばらばらになるのが問題点だがまずは成功。 やはり植物を芽かきや摘芯などして傷つけるのは病気に対しての抵抗性を弱めるようだ。   植物性有機肥料と化成肥料を使用。 理由は動物性肥料を使うと外来種の雑草がものすごく発生する。圃場には何年も前に入れた牛糞堆肥に混じった外来種雑草が未だ発生する。動物性肥料は使えず適正な量の半分以下を化成肥料にして追肥として表土表面に撒く様にしている。この方法なら土に混ぜるやり方より土中環境への変化を和らいでくれないかと期待している。

数字を追う

無農薬緑肥栽培が実現できた昨年から今年甲佐の稲作は収穫量の数を目標にしてきた。 昨年はヒエが繁殖し反平均4俵という結果であった。しかし耕作放棄地からの初年度としては良い結果である。 今年は昨年成績の良かった、つやきらりを全圃場に植えて反7俵を目標数にしている。昨年より1週間の遅植えが災いしたのか分けつ数が足りないが雑草も抑制でき病気もなく育成は順調だ。  私の圃場はにこまる8俵 旭5俵にしている。近い数字は出せそうだ。

60本以上の出穂

少し大きな稲の株を数えると64本程のブンケツを確認。なかなかの出来だ。平均すると45本ほどだろうか。台風が穏やかなら今年は豊作だな。 気候変動にもそれなりに対応しながら管理できるようになって来た。 基本が大事。それも原理を一から知る事が大切だ。何故なら応用が出来る。

HAUSER & Caroline Campbell - Czardas

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8割確保

ヨーロッパの気象予測ECMWFのお蔭で2週間前から台風を予測できた。  圃場によって条件を変えながら米の花をずっと観察する。  雨や台風の影響で受粉が出来ない事を避けたいからだ。 米の花の開花条件は光と温度。 晴天で気温30度がベスト。 水分量は必要だが、ひたひたの飽水管理で気温によって上昇するほうがいい。   この条件の中で一つだけ水分量を減らす必要があった。 中干を強くしていないので土が緩く、台風の風では稲が根元から倒れる。しかし花を咲かせる時期は稲も相当の水を必要とする。間断灌漑で緩やかに乾かすがなかなか土は固くならなかった。しかし、圃場環境を高温に保てたので冷たいかけ流しの田んぼの稲はまだ花が4割ほどだが、8割以上開花した。 今年は豊作の勢いであったので一先ず量を確保する。 後は風対策が不安だ。土は多少固くなったが緩いままなので防風ネットの設置を考えている。  

気象庁の予測は役に立たない。

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    これを予測と言うのだろうか。 当たる確率に視点を置きすぎで尚且つ余りにも広範囲すぎる。なんのリスクに怯えてるのかとしか思えない。 本来の在り方は前もって台風の進路をある程度断定して国民にアクティブな安全行動を早期から促すべきだ。  災害になってから100年に一度の災害や経験したことのない災害や命を優先した行動をと報道するのはいかがだろうか。本末転倒とはこの事だ。 これはスパコンの性能ではなく、気象予測に取り組む人間の思考やスタンス、心構えのレベルだ。情けない。 予測は決して当たる事が命題ではない。真摯な意味で人命や財産保護を優先した広報や予測が必要だ。 天候に左右される農業には全く使えない予測だ。

予測精度記録 ECMWF

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日時刻/5日23時予測の定時記録 8/29   8/30  8/31    9/1     9/2   9/3   9/4 9/5   ECMWFは正確な予測をする事を証明 日本の気象庁は8月29日時点では台風は発達しないと予報を出していた。 その時点で海水温は30度を超えていた。理解できない予報を出す。   表示画面はわかりやすいWindyのECMWF予測を使用   9/5 23:00 jst.  

次の台風はちょっと怖いな

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9/6日 予測画像  引用  https://www.windy.com/?2022090518,33.934,132.990,6,i:pressure 日本の予測では発達しないと報道されたが、ヨーロッパ気象予測では台湾付近で停滞してその後勢力を増し北上するという。 どちらが当たるかより、最悪に備えて田んぼの水を抜き、少し表土を乾かして土を固め、のち満水にして対応したい。

Saudi Arabia’s controversial mega-city project: The Line

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HAUSER & Ksenija Sidorova - Libertango

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Stefano Di Filippo & Dasha Chesnokova (ITA) - UK Open 2020 - Professiona...

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Riccardo Cocchi - Yulia Zagoruychenko | Disney 2015 | Showdance Jive

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Salvatore Sinardi - Viktoria Kharchenko, ITA | Assen 2017 - WDC AL LAT -...

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直感で判断

余りに理詰めも楽しくないな。答えは分かるけど。 若いころの様に直感で判断して生きようかな。 楽しかったし。  

野菜の味は収穫タイミング

とんでもない方法でなければ。例えば痩せた土に無施肥の自然農法など、またはその逆とか。 でなければ野菜の味を左右するのは収穫時期をどうするかで決まる。 適期があるが分からなければ早い時期の収穫をお勧めします。 そうですね。ナスならタネができる少し前とかが美味しいですよ。

Addison Rae - Obsessed (Official Music Video)

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無限味噌なすアレンジ

無限味噌なすのレシピ  https://www.kurashiru.com/recipe_cards/99629c13-5842-4768-bec1-cd3d05f8e4a4   美味しいと話題だそうです。 さてとメインのおかずにしたいので味噌+ひき肉+大蒜を追加しよう。

9月初旬台風の可能性

日本の天気予報はどれも当てにならない。どうしたものか。以前は良かったのに。 予測精度の高いヨーロッパの予報では4日頃沖縄に台風が近づく。その影響で雨が多い日になる。 米の花が咲くこの時期には来て欲しくないものだ。 花がこの数日で開花し受粉が済むよう田んぼの水を落水して地温を上げるしか方法はないな。

泡辣椒 パオラージャオ

しば漬けが一月を迎え試食。もう立派な乳酸発酵しば漬けだ。美味しい。 気を良くした私は次はパオラージャオに初トライ。 四川料理に欠かせないもので唐辛子の乳酸発酵漬物。マーボー茄子には是非入れたいもの。 作り方は簡単で瓶に韓国唐辛子を入れて塩水で浸からせて乳酸発酵を待つだけ。 塩水の塩水濃度は10%以下。 畑の韓国唐辛子が綺麗な赤になってきた。 楽しみだ。

Doing Addison Rae's Makeup!

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出穂期

出穂期を迎える。 天候次第だが、曇りや雨が多い場合今年は積算温度では1000°C刈り取りを1400°Cにしようと考えている。また天候が良くても刈り取り時期を遅らせることによって青米や未熟粒を少なくしたい。8月に雨がよく降るという気候変動は3年続いたのでこれからもそうなるのだろう。 慣行的な収穫時期決定では測れない様になってきた。籾黄化率の判断が一番いいが、積算温度で大まかな時期決定の目安も大切だ。

万次郎作戦

美味しいカボチャを作るなら肥料は最小限にして育ちが悪いくらいがいい。 一株で1000個も出来る万次郎だけど、30個も無いほどが一番美味しい。 1kg400円で売ってるけど美味しかったら高くはないですよ。 ええ、本当に美味しいですから。  体にすっとなじみます。