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ゲンゴロウとか、

アスペルガーと双極性障害を併発してる自分だが、最近少々テンションが高い。 だが、よく物が見える時期でもある。 はてはて。。 私には田んぼのゴキブリにしか見えないゲンゴロウ。 そう多くはないがよく見かける。 でもミズスマシが圧倒的に多い。 この田んぼで発生していない昆虫はタイコウチだ。 昔はよく見かけたが今は絶滅に近い。 数年様子見て自然発生しないなら、近隣から同じ遺伝子の種を移植するしかない。

そういえば。アメンボ。

いつも見るアメンボ。 田んぼに五万といる。 何食ってんかな? 残飯のかぼちゃに群がってた。 草食かな? 水面に落ちた虫たちを吸ってるらしい。

ウスバキトンボの飛行

千に近い数のトンボが田んぼの上を舞う。 狙いはこの辺りではセセリというセミに似た小さな昆虫を喰らう事。 ホバリングや急旋回、急上昇以外はグライダーのように飛び羽ばたかない。 毎夕、お神酒をあげ、一杯田んぼに備えたベンチで、伺いなら飲むのが日課になった。 田んぼにちょいと酒をそそぎ少しばかりのお願いをする。

ironically

馬の耳に念仏という言葉があるが現代はまさにその様相。 実体験のない現代人は答えをネットに見つける。 が、知っての通り9割は迷情報で、後は統合してアベレージを想像するしかない。 まあ、そのまま信じてしまうものが9割だろうが。 人と話しててつまらないことが多い。 imaginary theoryであるからだ。 体験がない。 virtualにリアルを求めて何になる? 答えはない。 There are people manipulating rice field so that they can only rice.

昭和の空気

まだここには微かに昭和に感じていた子供の頃の空気がある。 匂いとも言えるし、感触でもある。 平和な生きとし生ける。 この感じはなんだろう。 ふと優しくなる。 青草の匂い。

サンマルツァーノ

将来の主力と考えているトマトの生産 単純に利益が高いからだ。 本格的な写真研究所を建てたい私には利益を生む農産物も必要だ。 ダイコン生産者によると昨年は一反あたりの売り上げは年間200万であった。 私の田んぼで換算するなら1200万円。 米では100万もない。 茄子やトマトは売り上げ額は高い作物。 どちらも毎年試験的に植えてるが好成績とはいえない。 基本的に露地栽培しか考えてないので通常のトマトは多雨の熊本には向かなかった。 サンマルツァーノの苗に出会う。 現地イタリアでの栽培法は露地栽培で匍匐性のため支柱も使わない。 試しに植えてみた。 梅雨を過ぎ夏を迎えたが、果実は裂果していない。 もしかもしたらこれならいけるかもしれないと思っている。

人間の力

痛感してるのは一人での力。 開墾している地区がある。 ヤンバル地区 いい水が流れ、いい土があり、いい米が出来るエリアだ。 しかし今は原野に帰りつつある。 私一人ではどうしようもない。 資本を投入しても見返りがない。 地区の人々は力尽きてる。 帰りにトラクターに乗りながら数年後のこのエリアの姿を想像していた。

蛍のいる川

河原の蛍の名所が私の家の前の川であった。 しかし川に生ごみを捨てるおばあちゃんがいた。 時が経ち、おばあちゃんを見かけなくなり数年がたった。 最近は私の前の川で蛍を見かけることがなくなった。 私の田んぼはある意味というより11ヶ月は川である。 生物多様性という割には生物の餌がないことに気づく。 試験的にジャンボタニシによる生ごみ処理を一箇所実施している。 5人家族の生ごみ位ならタニシは2日程で食してしまい跡形もなく残りは彼らの糞と卵だけだ。 タニシの卵から生まれた稚貝はヤゴたちの餌となるのが近年報告されている。 少し連鎖を考えただけでも生態系が豊かになる。 もちろん米にもよい。

冬季湛水田の肥効

川の水を入れただけで特に何もしていない。 糸ミミズが発生した事もなかった。 だが、隣のレンゲをすき込んだ田よりも勢いが良く、背が高く、黄緑のレンゲ畑の田より若干濃い。 ジャンボタニシは圧倒的に多いので数の調整が必要。 今年も水を深水にしてかけ流し、中干しもせず水の恩恵を頂こう。

私の目を楽しませてくれる

ウスバキトンボ 毎朝5時半位になると田んぼの水利を見回りにいく。 そうするとカゲロウのように弱々しく、ぱたぱたと羽化したばかりのトンボたちが数十と、飛んでいく。 美しい光景だ。 彼らは世代を超えて北上していくという。 現代人にとって忘れかけてる思想だなと自分に問う。

雨 あすも雨

呉にいる息子のところへ家族で出かけようと思っているが、あすもこの雨だからどうかな。 個人的には悪天候の呉を見るのも悪くはないとカメラマン的には思っている。 一人なら喜んでいくだろう。 雨の合間を見て今日もカメムシ退治。 ほどほどにしましたが、手で潰したが早かった。 昆虫には気門という呼吸器官があるが、瞬殺するには界面活性剤を羽を広げた瞬間かければいい。 、、てなんのこと? 目的は美しい綺麗な地下水と水を作り有明海に注ぐこと。 農法ではない。 そんな事は考えてない。 収益なんか結果ついて来るものだ。 違う田んぼを見て見たい。

矛盾

自然農法などと言っても矛盾をかかえる。 色々あるが、田に水を引く冬季湛水にしてもいつかは代掻きをしてトラクターで耕す時は天地創造のごとき人為的全滅に近い作業が必要になる。 けさイネクロカメムシの駆除をした、。 植物性界面活性剤と酢の混合液による駆除。 昆虫である彼らは人間に似た爆発的増発力をもつ。 一枚の田んぼを食い尽くすなど訳ない。 初期駆除が必要だが生物多様性に反する。 もともと無農薬農業にしても、そもそも自然のバランスはないのだ。 どんなに自然に近づこうとも人間が考えた管理農業であり、それは縄文時代から変わらない。 最小限で希望する収益を得る。 それしかないのか。 私はどうだろう。 そもそも収益を得ようとして事を起こしたことはないのだか。

行動力

チビがゲーム漬けだ。 否定はしない。 だけどあまりに動かない。 それでいいのか男子。 追記 息子を畑に連れていってトラクタの使い方を教えた。 楽しそうである。 二人乗りして帰ってきた。 ハハ。

手間暇をかける。

効率やコストパフーマンスなどのワードは今後は意味をなさないと思う。 無駄が実は無駄ではなかった。 害虫が実は害虫ではなかった。 生命体が地球なら。 現代人が考えていることなどたかが知れてる。 俺だけ幸せより人も幸せより、虫も生きられ、雑草も生きられ、切りがないけど、、、そういう地球はまだ美しい。 手間暇をかける。 昔の人はよく手塩をかけて、、働いていた。 田んぼを見てこなぎが美しい花を咲かせると知った平安時代の人々が、わざわざこなぎを田に移植した話を聞くと、優雅でとこしえの安泰を願う人々の気持ちがうかがえる。

メダカの放流

私の田んぼで生まれた有明型メダカを数匹水槽で飼っていた。 昨年は数匹から数千匹のメダカが生まれ田の落水と同時に用水路に流れ込むが、流れが早く段差があるため再び私の田んぼには戻ってこれない。 なので冬場は飼育するしかないのだ。 今年は8匹。 それでも信じられない数のメダカが生まれる。

おたまじゃくしもいない田んぼ

それは当たり前に私の目の前に広がっている。 私の田んぼだけには、おたまじゃくしを狙う鳥やその他の多くの生物が生きている。 その他の田んぼは除草剤によって稲しか生きれない砂漠化した田んぼが広がる。 はたしてこれでいいのだろうか。 いいはずもない。 人がそのことを知るのはいつの日だろうか。 私は黙って見ている。 ただ黙っているわけではない、機を見るしかないからだ。

在来種の野稲

いわゆる陸稲。 糯のこと。 この辺りでは野稲という。 近所の米田さんから野稲の種を頂く。 赤餅系の背の高い古い品種らしくとても貴重だ。 その種はこの地で適応してきた種でいく代にも渡って更新されてきた。 ありがたく私も継いで行きたい。 明日は播種。

田植え

3日かけて田植えをする。 自家採種の籾種も健全で35日で18から20センチ超えの苗ができる。 情報では大きい苗は植えにくいとあったが特に問題はなかった。 発見は35日になる苗は硬化が進みジャンボタニシの食害が見当たらないことだ。 田植え機から見る眺め。 無数の小さいおたまじゃくしとホウネンエビやミズスマシ、アメンボが逃げ回ってた。 笑いながら逃げろと言っても声トドがず。 生態系では今年はじめて数十年ぶりにアカハライモリが確認できた。 追記 トノサマガエル ヒキガエルの確認 息子は車が好きだが農業は嫌いらしい。 なので田植えのしかたを工夫して風通りがいいようエアインテークをデザインして植えた。 それを食卓で言ったら息子はなに?と興味を持った。 翌朝田んぼの様子を見せたら おお と驚いてた。 俺ニヤリ。 苗150枚作ったが残36枚

塩水選 温湯消毒 浸漬

2018年は10月1日収穫 6月1日田植えのスケジュールを組み、最初の作業である種籾の選別と浸漬を行なった。 昨年秋のウンカの被害が少しあったので10日早めた。 高温障害に強いにこまるを使うから出来ることだろう。 自家採種一年目の種籾を使用。 塩水選によって半分以上が浮いた。 温湯消毒は水温62度 種籾を入れたら55度となったので15分。 浸漬は水温18度、木酢液をいれる。 追記 イタリア米を検討

肥料

2018年は万次郎かぼちゃ3.5反を作付けする。 一反あたり鶏糞75kg  ぬか20kgを入れ耕起した。 指定の施肥量と比べ三分の一だろう。 また今年は昨年燕麦を2期作施し緑肥としている。 無化学肥料で行う。 懸念は鶏糞で多くの殺虫剤や薬品が混ざってることだ。

蛙の産卵

冬期湛水2年目の冬、今年も一番寒いこの時期に蛙が田んぼに卵を産み付けていた。 アカガエルの仲間と思われる。

memo

万次郎かぼちゃ note 籾殻投入 つるぼけしない。 最初の雌花を実をならせるとつるぼけせず収量がふえる。

万次郎かぼちゃ出荷終了

米は反9俵で上出来であったが、かぼちゃは3反で1.5トンと通常のできの3分の1という結果となった。原因は窒素肥料過多とアライグマまたはハクビシンの被害が圃場の3分の1をしめたからである。マニュアル通りの肥料ではもうしない。 来年は冬季に麦を植え、春に緑肥として畑にすき込む。肥料はりんの多い鶏糞少しとようりんのみとする。

冬期湛水

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田植えまで水を入れ続ける冬期湛水の実施。 すでに赤とんぼが卵を産んでいる。 生物多様性の始まり。 春までには多くの生物がこの田んぼに生息する。 そして水は美しい地下水となって有明海に湧き出るだろう。 私はこのために農業をやっていると言っても過言ではない。
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Casa Blanca が ギャラリーと米屋をオープンします。 米屋は10月15日 毎週日曜日 朝7時から夕方まで。 ギャラリーは企画展によって変動します。 写真と米の拠点ができ、今後の私の方向性が見えて来ました。 米は私のだけでなく、現在他2人にも無農薬米をお願いしています。
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Form of Rice Field Mifune Kumamoto 2017
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こなぎ

現代では こなぎ は田んぼの雑草として嫌われる代表だが、平安時代はわざわざ移植して植えていた。    私はそんな光景を思い浮かべ なんと たわやか な時間の情景だろうと、夢に浸る。   スマホ全盛の 無粋 な時間は非効率です。  もう少し自分の時間を大切にしたらどうでしょうか。 すぐに繋がりますが 非効率 で 結局なにもしてなく あまり手元にはお金が残らないないのでは、  スマホ ネット あらゆる媒体 によって 今後 明らかに日本の生産性は落ち 個人の所得は更に落ち続けます。     気づいて下さいね。  使う人はお金を失うということを。 その反対も 考えましょう。 平安時代、こなぎの植わる田んぼは美味しい米が出来る証だったそうです 。 穏やかな時代が訪れ すこし ゆっくり 生きて見たいですね 。 すべての人へ Shinkawa 

77歳の父の言葉

私が小学生の頃 私を呼び 田んぼに連れて行ってくれた時に稲穂を見ながらしゃがんで笑いながらこう言った。 実るほど頭のさがる稲穂かな。    The boughs that bear most hang lowest.  「覚えておきなさい*))」 Remembrance  私も世界中に伝えます。 2017 Shinkawa 
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 a b 2017 / 現在 田畑の仕事をしている エリア a,b  c d 2017 / 次に私がリサーチしているエリア c,d a+b+c+d 等倍率 私の興味は造形である。 歴史とそこに住む人を含めた生き物がどのように調和してきたのかを知りたい。 その答えは美しい棚田であり生き生きとした畑であり、そのことが美しくなり豊かになり人も穏やかになり 多様な生物と共生できる。 美しい地球は穏やかな人間が守っていかなければならない。 私利私欲の人間には出来ないでしょう。 +   造形はアートであり、歴史である。 圃場が造成され効率的になるのは良いこともあります。 しかしは私はそうなる前のこの美しい棚田をそっと見守ってみます。  2017 Shinkawa
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上益城郡 赤井城跡  浮き草堀近くの赤井川にて

山原(ヤンバル)での水稲もち栽培

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河原の田園風景 中央付近がヤンバル (天が南)   Google 3D Map  ヤンバル全体 (天が北) Google Map  阿蘇郡西原村河原にあるヤンバルは私の家の近くにある棚田の呼称であるが、最近誰も作らなくなり荒れてきた。 個人的には棚田での栽培は効率が悪く作りたくはないが6町以上のこのエリアを見捨てることもできないだろう。 美しい河原を守るためにも。 土は赤土で水は木山川の源流域の医王寺から来る。うまい米が出来る。 12俵のもち米の依頼があったので少し遅いが植えてみたい。今年は来年用の種を作る。 しかし広い。米を作りたいという方がいれば紹介いたします。 田んぼは畑としても使え、すぐに水が引けるので作りやすいです。

 父の田んぼ

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補植をする父77歳 今年を最後に引退すると言って笑ってた。