にじのきらめき 今年も賞を獲得
昨年に続き甲佐町にてやつだ農園が作った米が最優秀賞を頂く。 昨年はツヤキラリで今年はにじのきらめきであった。 なぜなのか?と皆は不思議がるが私はやっぱりねと笑っている。 米が美味しくなる条件は2つある。 一つは施肥を可能な限り少なくする事。 施肥が少ないと何故美味しくなるかだが、窒素が多いと米にタンパク質が多くなり食味を損なうからだ。タンパク質が5%以下のお米は美味しく、炊きあがりがツヤツヤしている。 二つ目は農薬を使用していない事。 理由は除草剤にしろ殺菌剤にしろ稲は枯れはしないが稲も弱るからだ。農薬散布で成長が一時的に止まるようでその間光合成や根からの養分吸収も遅れる。また農薬は土に残留しているので植物にとっていい環境とはいえない。更に植物体内にも吸収されているのは食の安全もそうだが稲にとっても負担であろう。 健康な米は皆美味しい。 甲佐と言えば米所でもある。そんな百戦錬磨のプロの米農家よりも私たちの米が評価されたことは嬉しい限りだ。