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50を過ぎて見えてくる世界

このごろよく思う。 なんて馬鹿なことが世の中には多いかということ。 それで私の反応はもう相手にしていないという心体の変化を感じている。 これは事実ですね。 迷いもしないし誇示もしない。 あと数年世の中を見透かして実体験を積み、知識と経験を蓄積していく。 60代になると全ての知性が最大になると言った哲学者をよく思いだす。 時代に翻弄されながらも結局はしない生き方を今後もしてくのは筋金入り。

今朝の冬期湛水田

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発酵が楽しい

畑の蒸気機関とさえ思われる蒸気の立ち様と地熱 土と鶏糞、米ぬかの山に二日おきに生ゴミを入れている。 三日もすれば形がなくなる。 冬の畑が生き生きしているように見える。 この蒸気機関を一箇所ではなく、何箇所も作ってみたい。 発酵とは面白いものだ。 生きてるなとつくづく思わせる。 土の表面になぜ微生物が多いか、やってみればすぐにわかる。

野崎島の話

それはもう最高のビーチ 無人島に広くて白い砂浜、誰もいない そして巨大な岩 天守堂が丘の頂上にある ここは日本じゃない 野生の鹿がいるので田畑の形も昔のままだ 昔の品種がまだあるかもしれない もう一度行く必要があるな

種を買う

診察の日であったので帰りに御船のコメリに立ち寄る。 ここには色んなものがあり重宝している。 季節に関係なく種とイタリア笠松の苗を買った。 おかひじき、クレソン、大葉にら、鷹の爪、コキア 畑の景観設計にコキアを使いたい。 ほうき草といい春夏に緑、秋冬と赤へと美しく、種は畑のキャビアとして食べられる。 後はレストラン用の食材。 おかひじきや畑で作ったクレソンに興味がある。

ピナス ピネア

pinus pinea/イタリア笠松 松が今年で5本目 盆栽も嫌いではないが目的は松の実 食材では欠かせない。 どうせならとイタリアの笠松の苗を買う。

Casa Blanca Experiment

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Nikomaru dryland rice にこまる陸稲の試み

新川米TMの検討

以前から売るときには新川米 TM と決めていた。 しかし温暖化の高温適性を考え、カメラマンが作った米 TM は、にこまるを選定しそれを先行した。 カメラマンが作った米 TM は環境保全を重視した考えで作っている。 ケミカルフリーは絶対だが、水性生物の生物多様性や地下水への供給時間を可能な限り伸ばすために冬期湛水と中干しなしを実施している。 味は良くあっさり系である。 新川米 TM はさらに旨味をより重視したいと考えている。 ヒノヒカリが美味しいのは十分わかっているが来年の品種選定はイセヒカリにした。 以前から気になっていた品種で伊勢神宮の神田で台風で倒伏しなかったコシヒカリの中で発見された。 コシヒカリの突然変異種とも新品種とも言われている。 またコシヒカリより美味いと評判。 京都ののうけんに頼み、富山県産のイセヒカリの籾種を2.3反分発注。 もちろん新川米 TM もケミカルフリーであるが、初年度は冬期湛水ではなく乾田化しレンゲを緑肥とし、油粕と米ぬかの植物性肥料になる。 早植えがこの辺りでも多いが20年前のこの村では7月になる前までに植える遅植えとし秋の登熟で旨味を引き出したい。 中干しは状況を見て判断しようと思う。 もう一つの商品は陸稲米だ。 実は私の中ではこの取り組みに期待してる部分が多い。 品種はにこまるを使う。 2年の実験でにこまるは陸稲でも実る事がわかっている。 適性もある。 問題は除草対策だけで、ケミカルフリーが前提なので一番思考を凝らす所だ。 レンゲアレロパシー、稲のアレロパシー、籾や稲藁のモミラクトンアレロパシーと群生条件になる播種を複合的に使って対応したい。 最後は在来種の野稲(陸稲もち)を水稲栽培する。 どのような育ち方をするのか非常に興味がある。 味がうまいのは皆が知っている。 西原村河原に代々伝わってきたモチ米です。

digicame 買おうかな

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もともとキャノンのピクチャースタイルの色が嫌いなのですべてアパチャーで調整する。 プロ用なのでイジる事を前提に設定してあり、階調が広くコントラストがないのでヌルい。 rawなら最低トーンカーブと彩度とシャープの調整は必要だしjpegも中途半端だ。 それが面倒だ。 飽きない色はソニーやフジのように感じる。 ソニーはデジタルの良さがあり、フジはフィルムらしいよさがある。 d200の頃の初期のニコンは好きだったが今はもう好みではない。 ライカはらしくあり、フェーズワンはいじれば相当楽しいだろうが買うはずもない。 何のために使うのか。 それはウエブサイト用と言い切っていい。 使いやすく手持ちレンズが使えるeosm6は色がeosシリーズとは違いアマチュア用に割り切った設定でjpegでも使える色。 仕上がりはさすがキャノンで、私から見ても悪くない。 たぶんこれだろうな。   EOS M6    EOS R 私から見たらどちらも変わらない。 世界的なポートレート写真家を調べていた頃彼は20dでも eos-1ds mark III と変わらないクオリティの写真作品を発表していた。 画素数は使うサイズの問題でしかない。  フォーマットサイズの描写の違いも使いようだ。 それぞれの特性を活かせばいい。  私と違って皆さんは写真を楽しめばいいと思う。 広告やネットの情報に翻弄され機材にお金を浪費するより、写真は何を撮ったかが一番大切です。

ある意味八百屋

今私が考えているマーケットは畑にお店を構えることだ。 建物は小さくていい、レジだけだから。 奥さんがこれとこれと言ったら係員がその場で大根を抜いて、トマトを摘む。 またはお客様自ら収穫してレジに持って行く。 そんなマーケットがあれば新鮮そのもので何も冷暖房のコストもかからない。 夢で終わるだろうか。 楽しい夢だ。

GALLERY CASA BLANCA からの眺め

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煙突をつけ、薪ストーブを設置 といってもまだ殺風景なギャラリー 窓から見える風景は私の田舎の景色 まだ震災復旧の工事や新築の建設車両などが見える この方向でカメラを向けることは煙突がなければなかっただろう 私は自分の意思で震災の姿を発表していない そして撮ることを途中でやめた 写真家としては失格だろうが、構わない そういう定義は本人が決めるものだ 人は復旧に励む 私から見て不思議に思うのは同じ場所に新たに建設される 現代の耐震設計なら同じくらいの地震には耐えられるのだろう そして被害を受けた私も同じ場所に住んでいる

稲は多年草

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まだ日の出前に冬期湛水の田を歩く。 残している稲株は、ひこばえがまだ青い。 この株から来年また稲穂が実るはず。 稲は多年草である事を私が証明しなくとも多くの人が実践している。 私はそれが本当かどうか見てみたい。

香心ポーク スネ肉のアイスヴァイン風

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appetizer salad soup main bread dessert drink CAFE CASA BLANCA 香心ポークスネ肉のアイスヴァイン風 1600yen+tax  Eisbein/アイスバイン ドイツ料理 塩漬け・冷蔵しておいた豚の脚肉をゆでたもの place 火曜日から土曜日までの11時から3時まで営業 場所 九州の食卓    熊本県 菊池郡大津町室148 電話 096-292-0581

稲の観察

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 水田の畦に捨てた、にこまるの苗が畦で育ち冬を迎える。 まだ脱粒していない。 秋のこぼれ種は年内に多くが発芽してしまうので来年発芽する籾種は少ない。 品種改良されたといえ自然にどう対応するのか私は見ています。 もしかもしたら春になり種が落ちたら発芽するのではないかと考えています。  まるでイネ科雑草セイバンモロコシの群生のよう。 私は全く触っていないが草にも負けず背は低いが立派な実を付けています。  にこまるの陸稲栽培に応用したい。

無農薬であるだけで今後があるか

無農薬である。 化学肥料は使わない。 しかしそれ以外は慣行農法と変わらない。 私はいつも疑問を感じている。 農法はいろいろあるが、消費者は新鮮で美味しくなければ買わない。 新鮮だから手にし、美味しそうだから買い、食べ、美味しいからリピートに繋がり、生産者を知り、生産方法を聞き、安心安全を理解する。 私は消費者が直接圃場を見れる畑でありたいと思っている。 全く違った考えで作られた畑。 見て欲しい。

May Queen

父たちが忘れていたメークインをこんな時期に植えた。 ただ、今発芽しているから私は適正な時期だと考えている。 そういう作物の植え方をして失敗したことはない。 生きる力は相当な適正能力を植物は人間の思慮以上に備えている。

ひよこ豆の発芽

水張りしたボウルのひよこ豆が3日目に発芽 室温なので暖かいが、畑に播種したらどうなるだろうか。 ビニールトンネルは使いたくないのでとりあえず籾殻を厚く撒こう。 ビニールの廃棄は個人で考えたらそうでもないが、広域で考えると恐ろしいロスに見える。 私は季節の野菜でいい。

スティック・セニョールの今

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白菜の今

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動物が荒らす

レストラン専用圃場に何かが来る。 来るだけなら歓迎だが荒らす。 困ったな。 荒らされた現場を分析するが、前回と共通点がいくつかある。 ゴールドクレストは確実に食い荒らす。 セージも食う。 種子採取のためのカボチャは芯を食う。 足跡は小さい。 ナスの枝と鉄製の芯棒をぐちゃぐちゃにする。 上手に葉っぱを引きちぎり食べてはいない。 人間かと思う行動でもあるが、ターゲットを君にした。 つがいの2匹の狸はいつも確認するが、その仕業ではない。

ブローズンフェンネルの現在

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ファッロの現在

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11月17日に播種したファッロ 今はこれくらいです。 何らかの虫がいますね。 こうして皆が冬を越します。

路地最後の冬トマト

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中玉トマトもサンマルツァーノもこんなに寒いのに実をつけ熟れようとしている。 健気というか、生きる力を感じ入ってしまう。 この後このまま冬を越し、私は春には新芽が出ると考えている。 古い枝は支柱や肥料となるだろう。 春に追肥は表土にするが、トマトが自力で生きる世界を眺めてみたい。

仕事用の時計

G-SHOCKが壊れる。 意外な盲点は薬品に弱かった。 浸透性の高い洗剤や漂白剤に脆い。 新しくシチズンのプロマスターダイバーを買う。 2016年に欲しかった型だがもう半値になっていた。 腕時計はその個体によって私に不思議な作用を起こす。 これから先はスピリチュアルな事なので書かないでおきます。

豊かな毎日

生産するということは食物を得るという行為。 そう考えると味気ないようだが、実に動物的で好きだ。 食料を確保出来たら、さらに質のいい食料を食べれたらそれはそれ以上の満足が食に対してあるだろうか。 それから先はレシピであり文化的な満足度の世界。 食べたいものは自分で作る。 とても豊かなことだ。

LOS VASCOS SAUVIGNON BLANC

LOS VASCOS チリのワイン 名前の通り白 これはいいですね。 ローソンで買ったから高くはないです。 今夜は黒鯛、白魚、地ダコ、若芽、すじこのお茶漬け。 黒鯛と若芽、地ダコが有明海のもの。 CAFE CASA BLANCAでの有明海シリーズの購入ルートを開拓した一日。

ひよこまめの播種

満月の4日前 時期は遅いが暖冬なのでひよこ豆が食べたく発芽用のボウルに水を張りひよこ豆の種子を浸ける。 発芽したら畑に蒔こう。 乾燥したひよこ豆も美味しいけど、私は未熟な青いひよこ豆を食べたい。

コンポストよりいい発酵処理による残飯の堆肥化

籾殻、米ぬか、鶏糞、畑の土を混ぜ山を作る。 およそ60kg以上はある。 その中に残飯を入れまぶしてまた山を作る。 すぐに発酵が始まりこんな冬には湯気が立っている。 何回も繰り返し最後は一部を残して堆肥にする。

焼きビーツ

ストレートにオーブンで1時間焼き皮をむきそのまま食べる。 それだけで甘く香ばしい。

GALLERY CASA BLANCA に薪ストーブ

取材の折、鹿児島のとある飲食店の薪ストーブを買い換えると言う事で、貰えますか?と尋ねたところ快く快諾されたので頂いていた。 10年以上経ってやっと日の目をみる。 今日はセットアップ なんとか煙突をつけ着火 煙が漏れるけど、暖かい。 いや熱い。 でもいいな、この煙の匂いにこの暖かさはエアコンみたいに乾いてない。 暖炉を前に視線は冬期湛水の田んぼを見ていた。 雨の一日

菊芋が美味しい

取材してた頃はあんなの旨いのかと思っていた。 それから10年近くになって九州の食卓の元デザイナーで今はかもめ農園園主の今坂くんの菊芋を Cafe Casa Blanca で食べた。 美味しいじゃない。 今坂くんの菊芋を買って帰り、来年用に植える事にした。

表土に肥料を撒く

野菜の作物を作る時、基本的に動物性肥料は土の中に入れないようにしている。 動物性肥料は植物の養分ではない。 それは微生物の餌であり微生物が分解して初めて植物の養分になる。 土に存在する微生物は表土が一番多く10センチ程まで多く存在する。 植物は始め水分を求めて直根を下に下ろすが、その後栄養分を求めて地表近くへ横根を貼って養分を吸収する。 微生物が多く存在する表土に動物性肥料を置いて微生物の分解をした後雨などで無機物が土に浸透し植物が栄養素を取り入れる。 その方が少ない肥料で済み高効率であり植物への養分の吸収も位置的に合理的だと思える。 土へ大量に投入する事による富栄養化を阻止することができ、河川や海の水質改善が期待できる。 また土の中で動物性肥料が腐敗や発酵時に発生するガスや土中の環境悪化を植物の根は受けなくて済むので野菜は健全な育ち方をし病害虫も少ない。 私の手順は最初に米ぬかや緑肥を土に浅く漉き込み土の炭素物を確保する、次にphを作物の品種によって有機石灰や苦土石灰で調整し、少し時期を置いて多品種の混在する種を表土にばら撒き足で踏んで鎮圧させる。 次に芽が出て来たら米ぬかと少量の鶏糞などの動物性肥料を表土に撒く。 その後は間引きや草取りを始め何もしない。 最初にその作物の育つ適正環境を作ったら自然に真似て播種し、表土に肥料を撒き、自然分解を待って作物の収穫を待つ。

マーケットの必要性

オーガニックのマーケットを自ら作る必要性を感じた。 ケミカルフリーの生産者を私は多く知っている。 土地もある。 声に出していけば必ず実現する。 さて次の一歩に踏み出すか。