小屋に機能を集中
田んぼの小屋は環境の観察
畑の小屋は農業の機能を集中させる。
小屋があるだけでそこはただ生産する圃場だけでは無くなった。
考え、遊び 、実験し、生産するために効率的な場所になる。
小屋のある畑で発酵熱を応用した温床を試験している。
ビニールハウスは日中の熱効率より夜間の放熱に大きい欠点がある。
日中は暑すぎるし、夜間は温度を維持することが出来ない。
また一日の温度変化が大きすぎて苗などにダメージを与える原因にもなる。
私は地中の温度の安定に着目。
地面を掘り僅かに地表を上げ、天井のみ農ポリの苗床ハウスを作成。
+発酵熱を利用した温床を加えた。
今日予備発酵の準備をした。
イネ科雑草、落ち葉、もみ、米ぬか、畑の土、くず野菜、鶏糞を敷き混ぜ、水を加え発酵させる。
明日の朝から温度変化を記録。
今日の日中は無発酵で30℃をキープ。
ただのビニールハウスではすぐに50℃を超えるので管理が必要だが、地温が低いので丁度いい温度の様だ。
問題は冬の朝の苗床の温度。
放熱の表面積はビニールハウスより少ないが、それだけでは温度維持はさほど期待は出来ない。
二重の農ポリ仕様だが、夜間は断熱材や毛布が必要だろう。
後は発酵熱がどれだけ維持してくれるかのデータ集め。
本番のかぼちゃ苗床は2月20日辺りにしているのでそれまで試験を繰り返す。