今後の農業の大命題

近未来に100億の人間の食糧生産は一つの大命題であるのは最もだが、人間という種が生き残るためにはもう一つの大命題がある事を忘れてはならない。
 
他の生物との共存、そして生物多様性の維持だ。

圃場に生産物しか生きれない環境はやがて人間をも滅ぼすのは誰でも理解できないだろうか?
 
私は不思議でならない。
理を大切にしてきた日本人なら直ぐに理解できるはずだ。
 
ひとつの小さな田んぼに生える ごなぎを雑草とは考えずそのままにしておいた。 
平安時代にはこなぎを田んぼにわざわざ移植したという。
私はそんな浪漫を見てみたいと思っただけだが、結果は稲はこなぎと共によく育っている。
そして害虫というウンカも生息しているが広がらない。
こなぎが株元を保護してくれているからだ。
生産量は落ちるかもしれないが、生態系は維持されている。
見事な美しい様を観ているようだ。

いつまでも地球が青いままである事を祈る。

 
 

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