ウンカ被害の米の味

早植えや多年草栽培に大きな影響を与えたウンカの被害。
米の品質が気になる。

ウンカの入った米はまずいという。

さてさて幾穂かを抜き、籾殻を外す。
未熟な状態で枯れるので粒が小さく、白濁している。
白だけでもなく、黄変してるように見える。
 
食す。
当然美味しくない。
ウンカの米はボソボソとした味と聞いた。
生の状態でもそのような味になると判断できた。
通常はほのかに甘く旨味さへ感じる。
 
これは出荷できるレベルではない。
ウンカの被害があった稲は収穫前に処分する必要があると判断。
被害の場所だけコンバインが収穫できないよう草刈機で刈り払う事に決める。 

稲全体が枯れているので当然根も死んでいる。
来季の多年草栽培は無理だ。
また一から始めよう。
学ぶものは多くあった。
大型面積での多年草栽培が可能だと分かった事が何よりの成果。
実験の始まりだ。
しかし私にはもうプランが浮かんでいる。

さて。
残った米は出荷できるが、今回の被害は5割以上になるだろう。
このような事があることは事前に予測出来ていたので、時期を分散して植えていた。
後半の遅植えの稲に期待しよう。
現在のところ台風にも耐え、ウンカの発生は見られない。 
また同じ早植えだったマンゲツモチに至っては全く被害はなかった。
今月15日には稲刈りになる。
糯としては豊作の様で外見から見た姿も美しく順調に育った。
 

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