祖母は偉大だった。

私の両親を見ていると、何もしない。何もできない。
暇だと言う。
今の季節なら色々仕事がある。
干し柿に季節の漬物や味噌作りの準備で大豆を選別したり、冬の野菜を植えたり。釜土用の薪を作ったり。
祖母は病気になるまでいつも何かしら働いていた。
暇なんかあるわけない。
私は幼き頃からそんな祖母の姿を見てきた。
楽しそうなのでいつも何してるの?どうするの?と言っては教わっていた。
優しい祖母はいつも笑顔で教えてくれた。
 
暇だと言う認識はそれはそれは恐ろしい世界である。
私はそれを十分に知っている。
でも、出来ないとか知らないなら学べばいいし聞けばいいし動けばいい。

言っては失礼だろうが暇なんて、そんな老後はごめんだ。
私は自ら多くは語らなかったが優しい祖母に感謝している。
本当に多くの事を学んでいたんだなぁ。

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