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手間暇をかける。

効率やコストパフーマンスなどのワードは今後は意味をなさないと思う。 無駄が実は無駄ではなかった。 害虫が実は害虫ではなかった。 生命体が地球なら。 現代人が考えていることなどたかが知れてる。 俺だけ幸せより人も幸せより、虫も生きられ、雑草も生きられ、切りがないけど、、、そういう地球はまだ美しい。 手間暇をかける。 昔の人はよく手塩をかけて、、働いていた。 田んぼを見てこなぎが美しい花を咲かせると知った平安時代の人々が、わざわざこなぎを田に移植した話を聞くと、優雅でとこしえの安泰を願う人々の気持ちがうかがえる。

メダカの放流

私の田んぼで生まれた有明型メダカを数匹水槽で飼っていた。 昨年は数匹から数千匹のメダカが生まれ田の落水と同時に用水路に流れ込むが、流れが早く段差があるため再び私の田んぼには戻ってこれない。 なので冬場は飼育するしかないのだ。 今年は8匹。 それでも信じられない数のメダカが生まれる。

おたまじゃくしもいない田んぼ

それは当たり前に私の目の前に広がっている。 私の田んぼだけには、おたまじゃくしを狙う鳥やその他の多くの生物が生きている。 その他の田んぼは除草剤によって稲しか生きれない砂漠化した田んぼが広がる。 はたしてこれでいいのだろうか。 いいはずもない。 人がそのことを知るのはいつの日だろうか。 私は黙って見ている。 ただ黙っているわけではない、機を見るしかないからだ。

在来種の野稲

いわゆる陸稲。 糯のこと。 この辺りでは野稲という。 近所の米田さんから野稲の種を頂く。 赤餅系の背の高い古い品種らしくとても貴重だ。 その種はこの地で適応してきた種でいく代にも渡って更新されてきた。 ありがたく私も継いで行きたい。 明日は播種。

田植え

3日かけて田植えをする。 自家採種の籾種も健全で35日で18から20センチ超えの苗ができる。 情報では大きい苗は植えにくいとあったが特に問題はなかった。 発見は35日になる苗は硬化が進みジャンボタニシの食害が見当たらないことだ。 田植え機から見る眺め。 無数の小さいおたまじゃくしとホウネンエビやミズスマシ、アメンボが逃げ回ってた。 笑いながら逃げろと言っても声トドがず。 生態系では今年はじめて数十年ぶりにアカハライモリが確認できた。 追記 トノサマガエル ヒキガエルの確認 息子は車が好きだが農業は嫌いらしい。 なので田植えのしかたを工夫して風通りがいいようエアインテークをデザインして植えた。 それを食卓で言ったら息子はなに?と興味を持った。 翌朝田んぼの様子を見せたら おお と驚いてた。 俺ニヤリ。 苗150枚作ったが残36枚

塩水選 温湯消毒 浸漬

2018年は10月1日収穫 6月1日田植えのスケジュールを組み、最初の作業である種籾の選別と浸漬を行なった。 昨年秋のウンカの被害が少しあったので10日早めた。 高温障害に強いにこまるを使うから出来ることだろう。 自家採種一年目の種籾を使用。 塩水選によって半分以上が浮いた。 温湯消毒は水温62度 種籾を入れたら55度となったので15分。 浸漬は水温18度、木酢液をいれる。 追記 イタリア米を検討

肥料

2018年は万次郎かぼちゃ3.5反を作付けする。 一反あたり鶏糞75kg  ぬか20kgを入れ耕起した。 指定の施肥量と比べ三分の一だろう。 また今年は昨年燕麦を2期作施し緑肥としている。 無化学肥料で行う。 懸念は鶏糞で多くの殺虫剤や薬品が混ざってることだ。

蛙の産卵

冬期湛水2年目の冬、今年も一番寒いこの時期に蛙が田んぼに卵を産み付けていた。 アカガエルの仲間と思われる。

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万次郎かぼちゃ note 籾殻投入 つるぼけしない。 最初の雌花を実をならせるとつるぼけせず収量がふえる。

万次郎かぼちゃ出荷終了

米は反9俵で上出来であったが、かぼちゃは3反で1.5トンと通常のできの3分の1という結果となった。原因は窒素肥料過多とアライグマまたはハクビシンの被害が圃場の3分の1をしめたからである。マニュアル通りの肥料ではもうしない。 来年は冬季に麦を植え、春に緑肥として畑にすき込む。肥料はりんの多い鶏糞少しとようりんのみとする。

冬期湛水

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田植えまで水を入れ続ける冬期湛水の実施。 すでに赤とんぼが卵を産んでいる。 生物多様性の始まり。 春までには多くの生物がこの田んぼに生息する。 そして水は美しい地下水となって有明海に湧き出るだろう。 私はこのために農業をやっていると言っても過言ではない。
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Casa Blanca が ギャラリーと米屋をオープンします。 米屋は10月15日 毎週日曜日 朝7時から夕方まで。 ギャラリーは企画展によって変動します。 写真と米の拠点ができ、今後の私の方向性が見えて来ました。 米は私のだけでなく、現在他2人にも無農薬米をお願いしています。
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Form of Rice Field Mifune Kumamoto 2017
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こなぎ

現代では こなぎ は田んぼの雑草として嫌われる代表だが、平安時代はわざわざ移植して植えていた。    私はそんな光景を思い浮かべ なんと たわやか な時間の情景だろうと、夢に浸る。   スマホ全盛の 無粋 な時間は非効率です。  もう少し自分の時間を大切にしたらどうでしょうか。 すぐに繋がりますが 非効率 で 結局なにもしてなく あまり手元にはお金が残らないないのでは、  スマホ ネット あらゆる媒体 によって 今後 明らかに日本の生産性は落ち 個人の所得は更に落ち続けます。     気づいて下さいね。  使う人はお金を失うということを。 その反対も 考えましょう。 平安時代、こなぎの植わる田んぼは美味しい米が出来る証だったそうです 。 穏やかな時代が訪れ すこし ゆっくり 生きて見たいですね 。 すべての人へ Shinkawa 

77歳の父の言葉

私が小学生の頃 私を呼び 田んぼに連れて行ってくれた時に稲穂を見ながらしゃがんで笑いながらこう言った。 実るほど頭のさがる稲穂かな。    The boughs that bear most hang lowest.  「覚えておきなさい*))」 Remembrance  私も世界中に伝えます。 2017 Shinkawa 
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 a b 2017 / 現在 田畑の仕事をしている エリア a,b  c d 2017 / 次に私がリサーチしているエリア c,d a+b+c+d 等倍率 私の興味は造形である。 歴史とそこに住む人を含めた生き物がどのように調和してきたのかを知りたい。 その答えは美しい棚田であり生き生きとした畑であり、そのことが美しくなり豊かになり人も穏やかになり 多様な生物と共生できる。 美しい地球は穏やかな人間が守っていかなければならない。 私利私欲の人間には出来ないでしょう。 +   造形はアートであり、歴史である。 圃場が造成され効率的になるのは良いこともあります。 しかしは私はそうなる前のこの美しい棚田をそっと見守ってみます。  2017 Shinkawa
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上益城郡 赤井城跡  浮き草堀近くの赤井川にて

山原(ヤンバル)での水稲もち栽培

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河原の田園風景 中央付近がヤンバル (天が南)   Google 3D Map  ヤンバル全体 (天が北) Google Map  阿蘇郡西原村河原にあるヤンバルは私の家の近くにある棚田の呼称であるが、最近誰も作らなくなり荒れてきた。 個人的には棚田での栽培は効率が悪く作りたくはないが6町以上のこのエリアを見捨てることもできないだろう。 美しい河原を守るためにも。 土は赤土で水は木山川の源流域の医王寺から来る。うまい米が出来る。 12俵のもち米の依頼があったので少し遅いが植えてみたい。今年は来年用の種を作る。 しかし広い。米を作りたいという方がいれば紹介いたします。 田んぼは畑としても使え、すぐに水が引けるので作りやすいです。

 父の田んぼ

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補植をする父77歳 今年を最後に引退すると言って笑ってた。

梅雨の山田

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 釣り上げた尺山女魚 私の田んぼのすぐ横を流れる滝川にはこのような30センチを越える山女魚がいる美しい川がある。無農薬の米も冷たい水でゆっくり成長している。今年の梅雨はもうこれで終わりだろうか。

田植え

今日から明日まで田植え。

マット苗

稲のマット苗を作る。 湿籾150gx22枚で作り、穴ん前の苗床に移動。 3kgのタネから塩選で−500g 残り300gであった。 一反あたり2.5kgから3kgが必要なので来年は6反用に数字では18kgだが30kgは種籾として確保しよう。

万次郎かぼちゃ苗植え

3反の田中ん上の畑に万次郎かぼちゃ苗10本 受粉用のポアロ苗6本を植える。

塩水選 温湯消毒 浸種

にこまるという新しい品種の籾種を浸種 3kgあったが塩水選で500g浮いた。 64℃の湯に入れたが籾種を入れると52℃になったがそのまま10分。 天気晴れ 水温20度と高め 積算温度100℃と記してあるので5日程だろうか。

黒米のタネの更新

昨年植えた黒米のタネを更新するため約1キロを陸稲として地のまなこに蒔く。 4日間水に漬けたがもう発根しているものがあった。 昨日雨が降ったので少し早いが今日にする。

ペレット鶏糞

追加で万次郎かぼちゃ用にペレット鶏糞20kgx30体追加 田中ん上の畑 契約栽培で仕様が決まってるとはいえ肥料代のコストは高いな。 追記 父の判断で14体に変更 その日に漉き込む

えん麦

宮の上の畑に野菜を植えているがよく育たない。 土がカチカチでただの痩せた赤土でしかない。 昨年のかぼちゃもここは出来が悪かったのでえん麦を蒔き緑肥にして地力を回復したい。 またナス類を地力のある地のまなこに移した。

田鯉

除草とジャンボタニシ駆除のため試験的に真鯉の幼魚を購入。 10センチ前後を20匹。 効果があるようなら追加放流したい。

千両ナス ブリッキーヌの発芽

この数日で発芽が揃ってきた。 ナスが発芽まで1ヶ月 ブリッキーヌが3週間 来年からは苗用のミニハウスがいるな。

万次郎かぼちゃ 肥料

牛糞堆肥 粒状ようりん 苦土石灰 を投入

マクアプロ マクアプアン

タイからエアメールでマクアプロとマクアプアンの種が送られて来た。 早速苗づくり。 熱帯の作物が温帯の九州でハウスなしで出来るだろうか。

空芯菜 ブリッキーヌ

空芯菜は畑に直播・ブリッキーヌは苗用のポットに植える。 タイカレーの緑はプリックチーファーのようだ。 まあ来年植えよう。