市民農園の田んぼは楽しいことになっている。 コナギが大発生したり、ばら撒きによる栽培をしたりと、、 2枚ある内、上の田んぼはマンゲツモチの田んぼ。 コナギが大発生している。 さて、、どうするかと皆で考えた。 そうこうするうちに藻が大発生。 コナギを完全に覆って光合成が出来ないので藻が優勢となっている。 恐らくコナギは死滅するだろう。 中干の時には藻は乾いて死滅する。 大丈夫だろうと皆で笑い、除草作業をやりたがらない現代っ子達は高を括った。 大丈夫かいな。 まあそれでいい。 こんないい加減な楽しい農も大切だ。 下の田んぼはイセヒカリ+にこまるの混植栽培の田んぼ。 仲間が機械操作を間違え、深く代掻きしたので機械が入らなくなった。 水を抜いて乾燥させ、 急遽手でのばら撒きとなる。 しかし、ばら撒きでも発芽して、いい具合の間隔で稲が育つ。 コナギが怖いので最初は水を張らず陸稲栽培していた。 先週から水を入れ水稲栽培に移行中。 しかし、コナギも発生してきた。 ばら撒きは間隔がバラバラで田車などの農機も使えず除草が出来ない。 仲間はみんな自然志向。 当然無農薬。 そこで昨日ジャンボタニシを私の田んぼから持ち込み投入。 タニシはコナギが好物なので彼らの働きに期待したい。 いい加減の様で、私はそれでいいと思っている。 積極的に人が手を出さない田んぼの状況を観察したい。 過度な責任やノルマのない自由な田んぼになっている事も本当に穏やかでいい。 自らの食料を作るという事はこれほど楽しい事なのだと、参加する全員が感じて頂けたら幸いだ。