とある日

2012年初夏のある日
取材先での1コマ

昔のデータを見ていた。
usb2.0の時代
1日に8千カットは撮っていた頃の5年分の体系化していないデータなので見るだけでも気が遠くなる。
震災で壊れたストレージやファイルもあった。
なので飛ばしながらランダムに見る。
懐かしいカットに出会った。
掲載されたろうか。
いやいや。
お元気だろうか。
アンダーライトの繊細な光の中に、クールな美しい姿が見えたので思わずシャッターを切った記憶がある。
時間が過ぎるのはとても早いものだ。

今は朝の4時。
目的の写真は見つからなかった。
と言うより、時間がかかり過ぎて根負けした。

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