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3月, 2021の投稿を表示しています

月が皓皓と

白々とした明るい月夜 夜の景色に色さえ見える。 ストーリーをおぼろげに想うが何かが邪魔をする。 西向きに眠るのは良くないという。 そう言えば最近西向きと気づき枕を東に変えた。 そんなことで何かが変わるのなら容易い事だ。 少し停滞した感覚にあるようだ。 動いてはいるが向かい風が少々強い。 柳の様に風をかわして立ち止まるくらいなら風のない道を選び、再びまた同じ方向へ進む。      

FOMA フォマトーン MG クラシック 132

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入手出来なくなっていたリスプリントに最適な印画紙が手に入る様になった。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00G9U503M/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 みらいフィルムズさんに頼んで見たが少し割高だった。 サイズは選べる。 http://miraifilms.jp/?mode=cate&cbid=534401&csid=10 この印画紙は私が長年リスプリントに最適な印画紙を探していた頃に使いもっとも私好み色調とリスプリントの特徴がありながら精細な表現も可能だ。 チェコの印画紙。     Metoronome  Yoshiro Shinkawa 2011   Fomatone MG Classic132 Fuji Acros 100 120 Mamiya RB 127mm

雨と種

せっかくの雨。  明日に不織布を張る予定の200mトンネルハウスにスペースがあったのでバジル きゅうり ニラのタネを蒔く。 育苗にちょうどいいかな。 満月前日で播種月齢もタイミングが合う。

万次郎かぼちゃ

直売所からの強い要望で万次郎かぼちゃを作って欲しいと頼まれた。 ご贔屓のお客様がいるという。 それならばとかぼちゃ部会を通さず直売所向けに栽培するために高知県の片山種苗さんに電話をして直接苗を購入した。 高知では万次郎かぼちゃは高級種で東京の三越では一玉3000円と言う。 生産方式も違い、糖度20度以上で甘くて美味しいので人気だそうだ。 熊本の多くの万次郎かぼちゃはそれほど美味しくはない。 理由は肥料過多と適正な期間の追熟出荷ではない為。 私はずっと研究していたので、恐らく私の万次郎かぼちゃは高知と変わらないはずだ。 その証拠に私の万次郎かぼちゃがよく売れるという。 やっとわかってくれるお客が出来た。 更に美味しい万次郎かぼちゃに挑戦してみよう。

ビール

次男と、かぼちゃの苗植え終わる。 これで春蒔き くり大将は全て終了。 次は神田小菊かぼちゃ。 4月植えは今育苗ハウス。 直播は霜の心配のない5月から。 疲れたな。 ビールで潤う。

甲佐へ

田起こし作業で驚く。 ヒエが一面に生えている。 もう穂さえ出ていた。 甲佐は標高30mほどで私の村は180mだから標高差で暖かい。 しかしここまで温暖な年はない。 異常気象は今後も続く。 昨年までの経験値での作付けなど通用しない時になった様だ。 この夏は高気圧が西に張り出し梅雨は大雨が多く、夏は猛暑の予報。  

おたまじゃくしの飼育

避難させているアカガエルのオタマジャクシを飼育している。 100匹ほど。 餌はご飯、いりこ、鰹節、柔らかい野菜など。 今回オタマジャクシをコガモが食べて全滅したが、生物の全滅など容易いものだ。

イタリアントマト・RIO GRANDE【固定種/支柱・不要】

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今年はサンマルツァーノではなくリオグランデというイタリアントマトを植えている。 8cm程に育った苗を先ほど定植した。 私は昨日カボチャ苗を定植した時に思ったのが、苗は小さなうちが活着がいいと感じた。   この品種はどのようなトマトなのかは知らないが支柱が不要という事はそう大きくはならないのだろうと思い60cm間隔で植え付けた。 私はトマトの露地栽培は放任が梅雨のある日本には最適であることを知っている。 昨年大玉トマトの桃太郎で実験したが、梅雨でも実が破裂もしなく多収であった。  市販よりも若干小型のものが数多く出来る。 しかしこの場合は間隔は2m程空けて植えたがいい。 放任栽培ではトマトはとても広く茂る。   米 麦 カボチャ以外は自家用か物産館に少量出す程度なのでポイントはおさえるが基本放任でいい。 そう考えるとカボチャは手間がかかる。 米も麦の放任に近いが、一番手間がかからないと思われているカボチャは実は商業的にはとても手間がかかるのだった。  なので余計他の作物に関しては放任で見届ける。 これが本来の私の姿勢だ。 カボチャをそうしないのはまた別の考えがあるからだ。 結果を出したらおいおい語ろうかと思う。

雨の多い3月

幾分今年は雨が多い気がする。 気温はとても高い。 私は異変とは捉えない様にしている。 あらゆる異変は地球の誕生以来常に繰り返される。   ダーウィンの言葉。  この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもない。 それは最も変化に対応できるものである。   さて、 昨日私はある畑に米を蒔いた。 高温多雨の3月の異変を適時と判断した。 米は収穫用ではなく、雑草として使いたい。 新しく造成した赤土の圃場でまだ本来この地の雑草がなく、外来種の雑草しか生えない。 外来種の雑草は背丈が高く利用するにも扱いずらい。 それならいっそ麦などがいいが初夏には麦は枯れるので米を蒔く。 2019年4月20日にも一度試している。 漉き込めば緑肥になり、藁は敷き藁で利用。  私にはさて何が出来るのだろうか。 観念や慣行に囚われることなく生きていたい。

Ail rose

Ail はフランス語でニンニクの意味 日本語的な発音はアイユに近い。   アイユローズは種球用に栽培している。 とても順調に育つ。 再来年は販売までに数が揃うだろう。 本格的には3年後から。 自家採取を繰り返す。 小麦のファッロの様に絶やすことなく今後も更新していく。 どちらも私の料理には無くてはならないのだから。 素材から作る私のパスタ ペペロンチーノを夢見る。 青森の福地ホワイト六片よりも大きな株で香りが程よく独特の旨味がある。 私の料理に最適な品種に巡り合えた。 マルチなしで雑草と共に育っている。 雑草は無駄な肥料を吸収して根っこは土を柔らかくする。 また雑草の成長と競うように大きく茎や葉が成長する。 昨日は種球を大きくするために雑草を引き抜く作業。 ミミズを見かけた。 いい環境だ。 美味しいに違いない。      

慣行農法的なカボチャの春作について

今回私はあえて慣行農法に近い方法で春作カボチャを栽培している。 交配種のくり大将の種子 セルトレーによる苗作り 加温ハウスと無加温トンネルハウスによる発芽と育苗  赤玉育苗用土の使用 育苗期に本来は銅剤殺菌だが炭酸水素カリウムの商品名カリグリーンによる殺菌  豚糞堆肥 有機石灰 尿素の使用 マルチは無いが不織布トンネルによる苗の定植後の育成 親蔓一本仕立て栽培 違いがあるとすれば次に定植する圃場にて半不耕起栽培や雑草の利用のみだろうか。 今回の作業を終えてみて思う事はやはり無理があるという事。   正直な意見として私は生産者であるが、たかがカボチャにこれだけの労力やエネルギーを使う必要はあるのか?   気温や地温を管理するために多くの資材や燃料を使い栽培することについての疑問が深まる。 やはり結論はカボチャはこの地では地温が25℃以上に上がる6月7月に播種することが被覆資材も必要なく無理がない。 そして収穫時は気温が低い10月11月になる方が品質も高い。 資材 燃料などの化石エネルギーを使用しない事が今後の私の選択ではないか。   専業化や単一品種栽培が産む欠陥が見え隠れする。   今回得たものは赤玉育苗土を使ったセルトレー苗の育苗法だろう。 2000粒播種して未発芽18なので発芽率は95%以上となる。 同じセルトレーでも畑の土ではおよそ発芽率は60%の数字であった。 まだ原因はつかめないが、昨年までの圃場に直播による発芽率と酷似している。 夏蒔き抑制栽培も赤玉育苗土とセルトレーによる苗作りは行う事にする。 カボチャの種子はサイズが大きく発芽時に土との抵抗が強い事が未発芽の要因のように見える。 種を蒔く深さも嫌光性ではあるが1cm程が最適なようだ。   プロであるならば農薬や化学肥料や栽培法も知る必要があり、使い知って学んで初めて選択できる。

苗の定植

苗の定植1000本を終える。 月末に同じ数の苗を植えたら春作の定植が終わる。 4月いっぱいまで不織布で覆う。  今日は予定通り定植後雨が降ってくれた。

苗の状況

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双葉が出た以降、無加温トンネルハウスで栽培しているため成長が遅いが、良好な苗がゆっくり育つ。 定植予定日は21日だが少し遅れるかもしれない。 その方が地温も暖かくなるだろう。   ハウス育苗は菌類にも好環境だ。 すでに症状がありそうな苗を3本ほど抜いて破棄した。 殺菌剤のカリグリーンを噴霧して対応。 カリグリーン 炭酸水素カリウム80%と界面活性剤20% 有機JAS適合農薬 安全データシート https://www.oat-agrio.co.jp/cgi/psearch/item/2013101716095104/18358_msds.pdf

半不耕起の実践

既にその方法は昨年から実践しているがもっと徹底したい。 種まきや定植のところだけを耕起する方法。 有機物や施肥に関して漉き込まず土俵上に振るだけにすること。 雑草や被覆作物を生かす。 収穫後の作物の茎や葉や根を漉き込まない。   微生物も大事ではあるが耕すことで定住できないミミズやケラその他色々な小動物の生息できる住環境を残す。 表土の腐葉層を作り生物の採餌環境を作る。  上記は私の経験や視点と土壌科学者 ラタン・ラル氏の考えをもとに解釈した。

生命力

霜にあたった神田小菊の苗を加温育苗ハウスに移動して観察。 もうだめかと思っていたが親蔓や葉が無くなっても子蔓が出て来た。 摘心と同じだが大したものだ。  生きようとする姿に学ばされる。    

やつだ農園の動き

久しくやつだ農園に向かう。 麦の様子を見に行った。 やはり数年耕作放棄地だけあってやせた土地の様で麦の成長も遅く、色も隣の田んぼの雑草よりも薄い緑色だ。 6月に収穫したらそれなりの施肥設計をしなければ本番の米さえ収量がない様だと判断。 相方のM氏と相談して堆肥を入れる事にした。 新車のトラクター購入を病院から認可され来週にも納車される。 こちらもいよいよ本格的に始動する。 今は1.2haの圃場だが法人化するなら10haや20haは欲しい。 (記号1haは1ヘクタール≒1町、10反とほぼ同じ) まずは1hの田んぼと0.2hの畑で病院の栄養科に米と野菜を提供して病院食の自給率を高める事が目的。 今期は無農薬を基本として施肥は有機も化成肥料も私の考えで使う。  最終的には私の田んぼの様に何も施肥しなくても育つ環境へ変えていく計画だ。 残念ながら山付きの甲佐は水が豊富ではなく湛水による生物多様性環境は作れない。 他の方法を模索したい。  当面は麦と米の二毛作で藁の漉き込みを繰り返して土の炭素率を上げ、常に圃場に植物がある事で微生物の環境を維持しよう。 しかしそれでは常に施肥が必要になる。 今はまだ方法論さえ見つからない。  

追加で1000粒

くり大将を春作は全体で2000粒に計画していた。  昨日から浸漬、明日は播種作業。 育苗ハウスが狭いので前回の1000粒の苗は双葉が揃ったので少し早いけど無加温トンネルハウスに移動。 夜温は低いが、日光を思う存分均等に受けられる。 明日も霜が降るだろう。 トンネルハウスの中の苗に不織布をべたがけして、更にトンネルに毛布をかけた。 昨日それをしなかったので神田小菊のトンネルハウス内苗に損傷を与えてしまった。 霜焼け程度では済まないかもしれない。

コガモ

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  冬期湛水田のコガモ(低危険種 Least Concern、LC) およそ20羽程が長期に滞在している。 初飛来。 しかし、おかげでアカガエル(低危険種 Least Concern、LC)のオタマジャクシは全滅に。 予測できたので一部のカエルの卵は別の場所に網をかけて保護している。

ほうれん草のソース

淡い色のほうれん草 塩 牛乳 ニンニク 胡椒 チーズ これをミキサーして食べるときに加熱  今日はパスタソースに+ムキエビ+オリーブ油で牛乳を少しと水で メインの具は味噌、塩、胡椒、生姜とガッツリニンニクを効かし半日漬け置きし、表面焦がした半生上カルビ焼き。

ゆっくりの様で疾い

苗の成長を見ている。 そんな感じだ。   そうね。 そんな感じだ。