やつだ農園の動き

久しくやつだ農園に向かう。
麦の様子を見に行った。
やはり数年耕作放棄地だけあってやせた土地の様で麦の成長も遅く、色も隣の田んぼの雑草よりも薄い緑色だ。
6月に収穫したらそれなりの施肥設計をしなければ本番の米さえ収量がない様だと判断。
相方のM氏と相談して堆肥を入れる事にした。
新車のトラクター購入を病院から認可され来週にも納車される。
こちらもいよいよ本格的に始動する。
今は1.2haの圃場だが法人化するなら10haや20haは欲しい。
(記号1haは1ヘクタール≒1町、10反とほぼ同じ)
まずは1hの田んぼと0.2hの畑で病院の栄養科に米と野菜を提供して病院食の自給率を高める事が目的。
今期は無農薬を基本として施肥は有機も化成肥料も私の考えで使う。 
最終的には私の田んぼの様に何も施肥しなくても育つ環境へ変えていく計画だ。
残念ながら山付きの甲佐は水が豊富ではなく湛水による生物多様性環境は作れない。
他の方法を模索したい。 
当面は麦と米の二毛作で藁の漉き込みを繰り返して土の炭素率を上げ、常に圃場に植物がある事で微生物の環境を維持しよう。
しかしそれでは常に施肥が必要になる。
今はまだ方法論さえ見つからない。
 

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