反省

やはりオタマジャクシに関して防鳥ネットで保護していたのが裏目に出た。
カイツブリやタシギなどの小さな鳥では効果があったが大きなアオサギには無効だった。
一番の反省点はオタマジャクシが防鳥ネットに集まっていたこと。
何もせずにしていたら拡散して生き残る個体もいただろう。
生態系の保護に当たって人間がその生物だけ保護してもいけないのではないかという思いがあったがそのようであった。
何もしなくても全ての生物が生きれる環境を保つ事がこれからの人間の役目でなかろうか。
もちろん人間が何もしないことが最も早いのだろうが、人間もまた生態系の一部なのでなんとか共存する必要がある。
日本では戦前以前の日本の姿が一番共存共栄していたのではなかろうか。
カラスもカエルも蝉も、その生物の圧倒的な多さと季節季節の気配。
人の情の厚さや思いやり、理を知る深い博識や道徳。
昭和の中ごろまで残っていたあの田舎の空気は今は全く感じられない。

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