ホウネンエビ

ホウネンエビの卵は大陸から風で飛んでくると昔人伝てに教わった。
調べてみると実際はそうではなく五月に田んぼに水を張ると生まれ、わずかひと月程で卵を産んではやがて死んで行くと言う。卵は環境が適さないでも数年持ちこたえるそうだ。
最近では農薬や特に餌である植物性プランクトンも死滅させる除草剤などで全体的に絶滅しかねない状況だと言う。
 
9年ぶりに私の管理する田んぼでホウネンエビを見かけた。
このエビを多く見かける年は豊年になるという言い伝えがある。
和やかで豊かな話ではないか。
しかしこの世は多くの間違いや矛盾で成り立っているな。
どうでもいいことを間違いと言い。大切なことを気にも留めない。
私はそんな狭間で生きてるので、なんとも形容しがたい気持ちになる。

 

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