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にじのきらめき 今年も賞を獲得

昨年に続き甲佐町にてやつだ農園が作った米が最優秀賞を頂く。 昨年はツヤキラリで今年はにじのきらめきであった。 なぜなのか?と皆は不思議がるが私はやっぱりねと笑っている。   米が美味しくなる条件は2つある。 一つは施肥を可能な限り少なくする事。 施肥が少ないと何故美味しくなるかだが、窒素が多いと米にタンパク質が多くなり食味を損なうからだ。タンパク質が5%以下のお米は美味しく、炊きあがりがツヤツヤしている。   二つ目は農薬を使用していない事。 理由は除草剤にしろ殺菌剤にしろ稲は枯れはしないが稲も弱るからだ。農薬散布で成長が一時的に止まるようでその間光合成や根からの養分吸収も遅れる。また農薬は土に残留しているので植物にとっていい環境とはいえない。更に植物体内にも吸収されているのは食の安全もそうだが稲にとっても負担であろう。  健康な米は皆美味しい。 甲佐と言えば米所でもある。そんな百戦錬磨のプロの米農家よりも私たちの米が評価されたことは嬉しい限りだ。

真冬のバジル栽培

今の時期にフレッシュなバジルが食べたくなった。ハウストマトの味の旬は実は冬なのでパスタが食べたい。 栽培しようと決めてとりあえずバジル発芽の条件から調べた。 バジルは初夏のハーブ。地温は20℃から25℃で発芽。成長適温も同じ。成長してからの最低気温は10℃まで耐えられる。本来原産地では多年草である。 梅酒などを作る蓋つきのガラスの容器に土を入れてバジルの種を撒く。バジルは好光性種子です。 水をスプレーするとバジルの種は表面をゼリーの様な物質で保湿してくれる。 発芽までの積算温度を仮に100℃として20℃で5日は加温する。 私は25℃にして室内でエアコンを使用して発芽させたが3日で発芽したので80℃あたりがバジルの発芽積算温度になるのか。 発芽したら昼間は蓋を少し開いて太陽光にあてる。瓶内は35℃近くまで上昇。 夜はまた室内の一番暖かい所へ移動。 6日目の今日は根も地中へ伸びて、小さな双葉も出来てきた。 種まきから2か月後が収穫時期だそうだ、、? 結局まだ食べられへんのかい!

Playing God Unplugged

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   Tim Henson

表紙 雪

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ぐるぐるができている。だれがつくったの? 3歳位の女の子が私の田んぼを指差してそう言った。

農業の仕事が動き出す。

無農薬 有機肥料栽培をしている甲佐圃場。 25日に麦の追肥が始まる。 今年は約8反ほどの小麦栽培。 一部はうどんとして製品化し、後は農協に出荷する。 今後麦圃場が何町も拡大していく予定だが、大規模栽培へ向けての本格的な試験栽培の今年。 鹿の食害があったが現在は順調に育っている。  無農薬 無施肥の私の大麦圃場は早蒔きは冷害にあって黄化しているが新しい芽も出芽してきた。他は概ね順調だ。試験的に鶏糞ペレットを追肥した圃場は凄まじく元気がいい。 稲は地力で作る、麦は肥料で作ると言う。 麦に対してはまだまだ観察が必要のようだ。  

カメラのお手入れ

フィルムカメラは自分でメンテナンスしたくなるモノとしての良さがある。 今日はMAMIYA RB67 PRO Sの蛇腹をお手入れ。 RBは接写をアダプターなしでも寄れるようにする為に蛇腹を採用している。 非常に便利だが革製品なのでお手入れが必要になる。 マミヤはあまりメンテナンスをしなくても壊れないカメラだが流石に経年変化しやすい蛇腹は気を遣う時期になった。 私は下手に栄養クリームを使うと梅雨期にカビの原因になるので昨年は銀イオンスプレーを用いた。 蛇腹が銀色になるが、、。 結果はカビないが革の柔らかさが落ちている。 今日は銀イオンスプレーの上から黒の革クリームを塗ろうと思う。 ハッセルブラッドなど中判カメラは多くのいいカメラがあるが、実用的にはこのカメラが一番使い良い。特に生産中止から時を経ても機械式カメラは使える。 しかし一番のネックはこの革製品である蛇腹だ。 ここのお手入れをしなければ革に穴が開いたりカビて使い物にならなくなる。 基本革クリームはビーズワックスなどが主成分で蜜蝋なのでカビには気を付けたい。  

ミミズコンポスト

2mx2m の大きなミミズコンポスト。 残飯を食べるミミズはシマミミズがいいというので釣具屋さんで購入。 他のミミズはコンポストには向いていないという。ミミズの世界も楽しそうだ。 結構高くて3パック買ったが100匹もいなかった。 いい商売だな。   シマミミズは春と秋に卵を産み、成長するには3か月とあった。寿命は3年から4年という。 雌雄同体といって 雄の生殖器官と雌の生殖器官を一個体に持っているが自家受精できないので違う固体と の接触によって互いの精子を卵が受け取るという。 これも楽しい世界だ。    ミミズは暑さに弱く、水浸しも嫌うという。 今は囲いだけだけど小さなビニールハウスで屋根を作る必要があるので今日から施工。   コンポストとしては大きなコンポストなので自家用の残飯をゴミに出して燃やさず循環で土に返したいと言う方はいつでもお使いください。 

共同コンポスト

共同コンポストを市民農園の畑に作る。 暫くしたらミミズコンポストにして子供たちの釣り餌に困らないようにしたい。 最近はミミズも少なくなった。 私は生ゴミを化石燃料を使って燃やすなど信じられないと思うが、今や当たり前になっている。 微生物や小動物にとって人が出す残飯ほど贅沢な餌はないだろう。 それが家庭菜園の肥料にもなる。 小さな行動だが少し一歩前進だな。

表紙 桐の実

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3本の桐を植えている畑。 そこが新しい市民農園として今年から動き出す。 私にとって市民農園は規模こそ小さいが、大規模圃場の事業と同じく大切な仕事。 仲間がいるのは本当に心の支えになる。 有りがたい事だ。

2024年

2023年までを振り返ると私の描く目的達成と今後の生活の基盤は出来上がった。 それはまだ一歩でしかないが、それが大事だ。 精神的には人に助けられながらも実務はただただ一人で構築してきた。 私はある程度まではなんでも一人で出来るが、今後はそうはいかない。 多くの人の理解と協力が必要だ。 1700㎢ の有明海。 それと同じ面積の無農薬圃場の達成。 その何パーセントを実現できるのか。  まあ。夢は大きな方がいいか。 今年も宜しくお願いいたします。