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稲は多年草であった。

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昨年の稲株から15cmを超える新芽に成長している稲 冬期湛水の稲株は生きていました。 ただ、氷ついた所からの新芽の発生はなかった。

種畑

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植えたものは美味しいかったら種を採るようにする。 花もまた美しい。

陸稲と野稲の播種

陸稲はにこまるを播種 これまでの実績でにこまるは陸稲でも育っている。 今回は1.6反の圃場に蒔いた。 25kgの種を蒔くが予定通り2センチから5センチ間隔になった。 稲の根のアレロパシーを最大に発揮できるだろうか。 その後上から藁を薄く敷き鳥の食害に備える。 上記以外に種を塩選しない事や浸漬温度を2パターンにして発芽時間のタイムラグを試して見た。 野稲は昨年自家採種したヒタチハタモチを5kg程すじまきにする。 深めに播種して鳥の食害に備える。

ルッコラの花

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蓮華 記録

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farro

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ファッロの出穂もうまじか

もうすぐだろう。 ファッロの穂が半分顔を出していた。

陸稲にこまるの水選

塩水選ではなく水選 鳥の食害対策のため発芽を揃えない方法を選択した。 今日から浸漬するので4日程で播種である。 今回は計算上は稲の間隔を2から3センチにして稲のアレロパシーを最大に利用したい。 1.6反は通常の水稲苗では5kgあれば十分だが、5倍の25kgを播種する。 稲作というより稲の群生を作る考えだ。

発芽

塩水選を行うと発芽が揃う。 ただ私には疑問があり発芽が揃う方がいい事だけではないと昨年実感した。 陸稲の話だが、発芽が始まると少なからずスズメの食害がある。 昨年は早い発芽の籾種は全て食べられた。 幸い残った遅い発芽の籾種で収穫に至った経緯がある。 もちろん苗をつくる水稲にはとても有効なやり方だが陸稲ではしない方がいい。 雨の時期も予測が難しいので浸漬日数も考えるところだ。 この辺りの農家は野稲は浸漬もせずただ直播きだ。 私はそれでいいと思うが、木酢液での籾種の消毒をしたいので浸漬はする。 来週初日はにこまる陸稲の試験が始まる。 1.6反の圃場で無事に育って欲しい。

坦々と

暖かくなり昨年からの構想を一つずつ実行していく。 現在とても興味があるのが畔や土手の植生と陸稲だろうか。 土手は外来種を駆除しながら、本来の植生を活性化させたり、土手を有効に利用するために、ハーブの植え付けを行う。 陸稲はもちろん除草剤を使わないので、稲のアレロパシーを使うか人力での除草作業が必要になる。 もちろん私はアレロパシーを最大限に使うつもりだ。 誰もやっていないので情報はないが試行錯誤なのは私の性分に合う。

田んぼの畔切り

切りながら思うことは植生の多様さ。 昨年よりも見たこともない草が生えている。 皆それぞれに美しいが、中には群生してしまうものもあるようなので、種をつける前に刈り取った。 とはいえ必ず生えてくる。 目的は蛇がそろそろ出てくるからだ。 アオダイショウやカラスヘビなどはいいが昨年はマムシもいた。 草むらに潜んでいるので習字塾の小学生たちがこの田んぼによく遊びにくる。 噛まれたら大変だ。 水カマキリも確認、少しだがアカガエルのオタマジャクシもいる。 アメンボも個体数が増えたようだ。

本年の計画

昨年の反省を踏まえて昨年より遅植え(この地での昔からの植える時期に変更)にする。 水稲にこまる塩水選5月15日 田植え予定日6月26日 3.7反 水稲イセヒカリ塩水選5月27日 田植え予定日7月1日 2.3反 水稲在来種糯塩水選5月20日 田植え予定日6月30日 0.3反 陸稲にこまる塩水選5月19日 播種4月20日 1.6反 陸稲にこまる塩水選5月14日 播種5月19日 2.0反 肥料計画 冬期湛水田 ぬか(少量、微生物のえさ)、川の水とシアノバクテリアなどの自然界の力を利用 蓮華田 レンゲ、ぬか、菜種油粕反30kg、ようりん反20kg、ケイカル60kg、苦土石灰20kg 水稲糯田 ぬか、鶏糞 陸稲畑 ぬか、鶏糞反50kg、苦土石灰反20kg ケイカル反40kg

黙って微笑む

この頃常に思うことはその様なことだ。 私の知る偉人たちはその様な微笑みと対象の先を見据える静かな目をしていた。

反省

やはりオタマジャクシに関して防鳥ネットで保護していたのが裏目に出た。 カイツブリやタシギなどの小さな鳥では効果があったが大きなアオサギには無効だった。 一番の反省点はオタマジャクシが防鳥ネットに集まっていたこと。 何もせずにしていたら拡散して生き残る個体もいただろう。 生態系の保護に当たって人間がその生物だけ保護してもいけないのではないかという思いがあったがそのようであった。 何もしなくても全ての生物が生きれる環境を保つ事がこれからの人間の役目でなかろうか。 もちろん人間が何もしないことが最も早いのだろうが、人間もまた生態系の一部なのでなんとか共存する必要がある。 日本では戦前以前の日本の姿が一番共存共栄していたのではなかろうか。 カラスもカエルも蝉も、その生物の圧倒的な多さと季節季節の気配。 人の情の厚さや思いやり、理を知る深い博識や道徳。 昭和の中ごろまで残っていたあの田舎の空気は今は全く感じられない。

深夜の青鷺

夜中の12時頃、田んぼの方からアオサギの鳴き声が聞こえる。

二期作の試験

にこまるを水選だけし、浸漬を省略し、マット苗1枚を作り、冬期湛水の田んぼに浸漬した。

蒼鷺

アオサギが三羽来た。 オタマジャクシは相当食べられたようだ。

カルガモ来鳥

2日ほどカイツブリやタシギを見かけないと思ったら、カルガモが一羽飛来していた。 結構初めて見る鳥が多い。

シアノバクテリアの繁殖

もう少し前からシアノバクテリアが繁殖して剥離が始まっている。 大きな窒素肥料源となる。

風景

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所用で合志へ行く ひなびた風景が続く。 もう使っていないであろう牛舎があった。