夜なべ

 かあさんは夜なべをして

 手袋編んでくれた

 “木枯し吹いちゃ冷たかろうて

  せっせと編んだだよ”

 ふるさとの便りは届く

 いろりの匂いがした



  かあさんは麻糸つむぐ

 一日つむぐ

 “おとうは土間で藁打ち仕事

  お前もがんばれよ”

 ふるさとの冬はさみしい

 せめてラジオ聞かせたい 

 

まあ東北の歌だろう。
でも学ぶものが多くありますね。
そうやって子育てに一生懸命な母や父の姿。
美しいね。
これは九州でもありました。
 
 むかしは暑い昼間は寝て暮らし、涼しい深夜から早朝と日差しが弱まる頃から夕方遅くまでに働く。
自然の摂理に同化した知恵ですね。
 
 現代は農業でさえ空調服を着て暑さの中で仕事をしなければならない。
エネルギー効率、生産効率共に遥かにむかしがいい。
 
東北の歌は厳寒の冬に夜なべして家で火を焚くことで子供達が暖かく安らかに眠れるようにしたのでしょう。
 
楽に生きる。
快適に生きる。
幸せに生きる。 
その為には自然の摂理を学ぶ。
むかしの方が、様々な固定観念を強固に押し付けられている現代より、自由で理にかなった生き方と愛と偉大な知恵のある暮らしだと思います。 
むかしと言えどたった40年ほど前のことですよ。

 

 

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