写真ラボラトリーを移転

暗室として使っていた部屋から全暗室が必要な銀塩写真以外のオルタナティブプロセスのラボをCASA BLNCA SHOP内のアトリエに移動する。味噌作りも終わった事だし、これまでの経過を見ると夏は全く使用しないのでここがいい。 主にサイアノタイププリントを目的に使いたい。サイアノタイプの処方は薬品メーカーからヘキサシアノ鉄III酸カリウムやくえん酸鉄IIIアンモニウムを仕入れる必要があったが最近キットがアマゾンなどで仕入れられるようになった。早速購入してみた。初めての方は説明書を翻訳するか、動画などで検索して下さい。
粉末の薬品が入ってるので精製水でボトル一杯にそれぞれ満たし24時間後に使用可能。
A液とB液を同量に混ぜたら感光性のある液体に変わるのでその時点で薄暗い部屋で作業します。(紫外線に反応するので紫外線の少ない電球色の電灯などには反応するまで長時間必要になるで短時間での作業は可能)紙や布などに液を刷毛やスポンジ、ガラス棒などで塗り乾燥(自然乾燥は全暗、明室での乾燥はドライヤーで短時間に)させたら印画紙の出来上がり。紙の上に葉っぱなどを乗せ、太陽光で5分程露光。その後水洗して乾かします。暫くすると青が濃く変化するそうです。水洗時にオキシドールや希塩酸などを薄めて使うと瞬間的に濃いブルーに変化します。 プルシアンブルーと言われる美しい青は化学変化で顔料に変化しているので銀塩写真よりも耐久性が高い。ゴッホや葛飾北斎が愛用した青と化学式は同じです。

サイアノタイプ インク セット

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