医王寺へ
親戚のお宅へ再訪
この地は医王寺という。
以前、医者と大きなお寺があったからと聞く。
80未満?微分積分 ?!!? の親戚のお婆さんも見たことはない、そう言われていると教えられた。
詳細はわからないが、消失したと聞く。
近くには消滅した集落
栖高 スダカ がある。
今日はお婆さんが、メダカが欲しいと言うので持って行く。
有明型の遺伝子である地元のメダカだ。
私の田んぼからすくって持って行った。
ここには敷地内にお稲荷様が祀られている。
先祖代々守ってきたと言う。
そして、すぐ近くから湧き出す水はこの池に注ぐ。
飲むことも可能で、美味しく頂いた。
年間16度なので冬も凍らず、夏は冷たい。
メダカにはちょっと寒いかな?
でもきっと大丈夫だろう。
緑川水系 加勢川支流 木山川最上流に位置する医王寺。
この上には人の住む集落はない。
しかし、近年河川工事が行われ様変わりした。
当時私はまだこの地に帰ってきていなかったが、帰郷し様変わりした川をみて唖然とした。
この下流では現在も定期的に河川をさらう工事が行われる。
清流 木山川は消失したとも言える有様だ。
美しかった子供の頃の木山川は、大きな石がゴロゴロしていて、清流がくねくねと流れていた。
夏はシマドジョウやアブラメやカエルを餌にハエコミという仕掛けでウナギを釣って行った。
すでに消滅していたケンフリ、鮎以外は殆どこの川に生息していた。
この地の方言交じりで書くが、
どんかっちょ、あかばえ、カマズカ、あぶらめ、 シマドジョウと大きなドジョウ、毛ガニ、サワガニ、オイカワ、銀バエ、ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタル、有りとあらゆる川トンボ、水生昆虫、そして多くの たんぎゃく、、
挙げればきりがないほどそれはそれは豊かな美しい川であった。
追記
近年アオサギが飛来しているが私の記憶では以前は居なかった。
親戚のお婆さんの話では、白鷺も見なかったと言う。
少しの変動を異常と見なす現代の傾向ではあるが、生態系は変動するのは当然と言えば当然でもある。
此処に記す。