第7章 さしみ 四三〇話
本マグロ アオリイカ 地ダコ 刺身盛り合わせ 独り者のよしろうはんは好きなもんだけ魚屋から買ってきた。 かんたんでええわ。。 お皿にも盛らずに、パックのまま。。ひとりの時はこんなもんやで。 さてと、ご飯を炊いて。 あれ?もうすぐ炊き上がりや??おかしいな。 そうや。山葵あったっけ。冷蔵庫を開ける。あるる。よし。 ぴぴぴ。お、炊けたな。さてと。 振り向くと刺身が綺麗に皿に盛ってあった。 さいきんへんな事がつづくのう。ま、悪い事ないからええか。 お茶碗もお皿も2つずつ。 「いただきますわ」 マグロが宙に浮く。 またマグロが宙に浮く。 あれ? またマグロが宙に浮いて消えた。 ご飯も既についである。ふたつ。 タコが宙に浮き消える。 おいおい。 不二子か? まあええわ。 マグロを箸でつまむと、宙に浮いて消えた。 おいおい。 イカをつまむと、宙に浮いて消えた。 不二子はんはよしろうをおちょくって遊んでいた。